終末期がん患者の痛みに対するセルフケアの様相
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概要
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終末期がん患者の痛みに対するセルフケアの様相を明らかにすることを目的に、5名の終末期肺がん患者を対象に質的研究を行った。その結果、自らの《セルフケアの低下を自覚》しながらも《痛みの意味づけ》に影響された《痛みに対するニード》が動機となって、さまざまな《痛みに対する方策》を行っていた。そして、《セルフケアの寄与因子》はこれらのセルフケアに促進的に作用していた。これらの結果からセルフケアを促進することが、終末期がん患者のコントロール感覚を維持し、痛みに対する認識の変換によって自らに内在する癒しの力を引き出す力になり得ることが示唆された。
- 東海大学の論文
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