教育課程の違いによる看護・介護の視点の特性に関する研究 : 高齢者事例のアセスメント内容の分析を通して
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概要
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The purpose of this study is to define the characteristics of perspectives regarding care goals from both nursing and care worker viewpoints when looking at the same elderly patient. The data presented is based on information obtained from undergraduate students majoring in nursing and students majoring in care working. The subjects of the study were 70 junior year nursing students at Yamaguchi Prefectural University and 73 sophomore students majoring in care work at U junior college. The differences between each group of students' observations and their establishment of care goals were examined and compared. In comparison, the most common point in observations between the two groups was in regard to practice regarding dietic therapy. However, observations regarding therapeutic treatment were significantly higher in the nursing students. Nursing students also tended to make more observations on the course of the medical condition itself as well as the level of injury. Their concern with how the therapeutic treatment be conducted and the difficulties of the patient in complying with the instructions regarding treatment was also more apparent. On the other hand, students in the care worker course made statistically more observations regarding the level of financial independence of the patient as well as the patient's hobbies. Furthermore, through comparison of both groups, the highest priorities in regard to the care goals of nursing students was patient acceptance and conducting dietic therapy. Whereas the priorities of the students in the care worker course were the reduction of the patient' s stress as well as the enhancement of his or her living standards. The differences between the observations of both groups of students suggest that observations differ from course to course. In order for students of both courses to be able to work with each other, it is important to provide opportunities for each group to cooperate with the other when caring for patients. A general education course providing this type of interaction is recommended.
- 山口県立大学の論文
- 2005-03-20
著者
-
堤 雅恵
山口県立大学看護栄養学部
-
原田 秀子
山口県立大学看護学部看護学科
-
中谷 信江
山口県立大学看護学部
-
高野 静香
School of Nursing, Yamaguchi Prefectural University
-
高野 静香
山口県立大学看護学部
-
堤 雅恵
山口大学大学院医学系研究科
-
中尾 久子
山口大学医学部公衆衛生学講座:九州大学医学部保健学科
-
中尾 久子
九州大学医学部保健学科
-
堤 雅恵
山口県立大学看護学部
-
高野 静香
School Of Nursing Yamaguchi Prefectural University
-
中尾 久子
九州大学大学院医学研究院
-
原田 秀子
山口県立大学看護学部
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