ブドウ球菌エンテロトキシンAの嘔吐活性に関する中和エピトープの解析
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概要
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ブドウ球菌エンテロトキシンA(SEA)の催吐活性部位を明らかにするため, SEA分子上のアミノ酸配列に従い12個の合成ペプチド(A-1〜A-12)およびこれらに対する抗ペプチド抗体を作製し, SEAのスンクスへの嘔吐反応に対する各抗ペプチド抗体の中和活性を調べた.SEAと各抗ペプチド抗体を一定時間反応後, スンクス腹腔内に投与した.その結果, 嘔吐反応は抗A-7(アミノ酸配列121-140), A-8(141-160)およびA-9(161-180)の3つの抗ペプチド抗体により中和され, その中和率は83.3%であった.SEA分子上のアミノ酸配列121-180部位が催吐活性中和エピトープであると推察された.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 2001-03-25
著者
-
中根 明夫
弘前大学大学院医学研究科感染生体防御学講座
-
中根 明夫
弘前大 医 細菌学
-
胡 東良
弘前大学大学院医学研究科感染生体防御学講座
-
胡 東良
大阪府立大学農学部獣医微生物学教室
-
重茂 克彦
大阪府立大学農学部獣医微生物学教室
-
SALEH Mona
大阪府立大学農学部獣医微生物学教室
-
小野 勝彦
岩手大学農学部獣医微生物学教室
-
杉井 俊二
弘前大学医学部細菌学教室
-
中根 明夫
Department of Bacteriology, Hirosaki University School of Medicine
-
品川 邦汎
岩手大学農学部獣医微生物学教室
-
小野 勝彦
岩手大学農学部家畜微生物学教室
-
小野 勝彦
Laboratory Of Veterinary Microbiology Department Of Veterinary Medicine Faculty Of Agriculture Iwate
-
胡 東良
岩手大学 農
-
重茂 克彦
雪印乳業食品衛生研究所
-
重茂 克彦
静岡県環境衛生科学研究所
-
重茂 克彦
岩手大
-
重茂 克彦
埼玉県衛生研究所
-
重茂 克彦
岩手大学農学部獣医微生物学教室
-
Nakane Akio
Department Of Bacteriology Hirosaki University School Of Medicine
-
品川 邦汎
岩手大学
-
品川 邦汎
岩手大学農学部
-
品川 邦汎
岩手大学 農学部
-
杉井 俊二
大阪府立大学大学院獣医微生物学研究室
-
Hu Dong-liang
Laboratory Of Veterinary Microbiology Department Of Veterinary Medicine Faculty Of Agriculture Iwate
-
Sugii Shunji
Laboratory Of Veterinary Microbiology Division Of Veterinary Science Graduate School Of Agriculture
-
胡 東良
弘前大・医・感染生体防御
-
小野 勝彦
岩手大学農学部
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