高並列線形多項演算回路実現のための十分条件とその応用

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概要

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VLSIシステムにおける高速演算のためには、出力の各桁が入力桁の一部にしか依存しない符号表現により、高並列性を実現することが重要である。著者らは、これまで、線形性の概念を用いて高並列演算回路を解析的に求める手法を提案してきたが、仕様に対する写像が満たすべき条件が必要条件のみであったために、その条件を満たす写像に対して、必ずしも線形の演算回路で実現可能ではなかった。本稿では、線形性に基づく高並列演算回路として実現可能な十分条件を示し、それを満たすように1つのシンボルに複数の符号を割り当てることで、適用範囲が拡大することを明らかにする。
社団法人電子情報通信学会の論文
1994-09-26

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