有機ポリシランの分子構造の温度依存性

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概要

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有機ポリシランの主鎖のコンフォメーションは、側鎖によって種々変化する。また、圧力や温度によっても変化する。温度による光吸収波長の変化はサーモクロミズムと呼ばれ、数々の有機ポリシランで観察されているが、この変化は主鎖のコンフォメーションの変化に対応する。今回、もっとも確かな方法と思われる回折法のデータをもとに、ポリジブチルシラン、ポリジヘキシルシラン、及びポリジオクチルシラン等の分子構造の温度依存性を検討した。その結果、多くの場合、低温から高温へと変化するに従い、オール・トランスからへリックス等へと変化することが分かった。
社団法人電子情報通信学会の論文
1999-04-28

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