線分情報と閉領域形状に着目した手書き建築間取り図面理解システム

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
CADを使った図面データの電子化が広く、各方面に普及している昨今、その入力コストを軽減させる自動入力技術への期待は大きい。既に、線分をベクトル化する認識システムや図面要素まで認識するシステムが製品/研究レベルで実現されている。しかし、前者は入力図面の筆記変動が認識結果にそのまま反映される上、CAD上で要素単位の属性割り付けなどが必要であり、認識後の追加修正操作が非常に多い。また、後者の多くは入力図面に対して、線は定規を使う、文字は活字とする等の多くの筆記制限が加わっている。このように、従来の図面認識システムは、手書き等、筆記制限の緩い図面に対し、利用者の期待に答えられなかった。本報告では、建築間取りスケッチ図面を対象とし、手書きを許容する認識/理解力法、および認識実験の結果について述べる。
社団法人電子情報通信学会の論文
1996-03-11

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク