仮想住宅空間構築のための間取り図面認識システム

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概要

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顧客に住宅の完成イメージを伝えることを目的とした、建築プレゼンテーションシステムが、建築業界で注目されている。これは、完成した住宅の仮想空間を、3DのCGを使って表現し、顧客にアピールする、仮想住宅空間構築システムである。しかし、システムへの入力コストが大きいため、顧客の望む空間を構築するまでの手間と時間が障害となり、その利用形態は制限されているのが現状である。そこで、入力コスト削減を目的とし、手書き間取り図面 (平面図) を、壁、ドア等の要素レベルに自動認識する技術を提案する。実験として認識システムの認識性能評価に加え、自動認識とマニュアル入力との入力コスト比較も示す。
社団法人電子情報通信学会の論文
1996-12-20

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