領域間マッチングによる多物体追跡法 : 移動ベクトルを用いた移動物体特定法の利用
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概要
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画像情報を用いて同時に多数の物体を追跡するには、個々の物体の濃度・形状などの特徴を用いた画像間の対応付け処理が必要である。例えば、濃度値の相関を最大にする方法、図形的特徴を利用する方法、オプティカルフローを利用する方法等がある。しかし、これらの方法では、比較的短い時間追跡するには問題ないが、長時間にわたり画像間の対応付け処理を繰り返すと、形状変化や遮蔽などにより誤差が蓄積されて追跡に失敗する問題がある。本発表では、このような誤差の蓄積を防止するため、追跡処理で求めた物体の位置、移動ベクトルと元の画像とをもとに、物体の位置を補正する方法を提案する。また、この位置補正処理により安定な追跡が可能であることを実画像列を用いた実験結果により示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-09-28
著者
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