光ジャイロを用いた画像列からの3次元情報抽出手法
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概要
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人が手にビデオカメラを持ち、移動しながら撮影した画像列から、シーンの3次元情報を抽出する携帯型の3次元情報入力方式の実現を目的とし、筆者らはすでに対応点探索が全く不要なボーティングによる画像列からの3次元情報抽出手法を提案している。しかし従来のボーティング法では、カメラ運動が既知であるという前提条件に基づいており、何らかの手段でカメラの運動パラメータを求める必要があった。そこで本報告では、直交投影のカメラに小型軽量かつ高精度の光ジャイロを固定することで、カメラの回転運動成分を画像撮影と同期して計測し、得られた画像列とジャイロ出力にボーティング法を適用することで、シーン中の唯一点を追跡するだけで、他には全く対応点探索が不要な3次元情報抽出手法を提案している。実画像を用いた実験により、光ジャイロがこの用途に十分適用可能であることを確認した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-02-24
著者
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