時空間画像の遮蔽解析を用いた面構造復元

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概要

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カメラを等速直線運動させて撮影した時空間画像を用いて,3次元の面構造を復元する方法を述べる.この方法は,エッジ特徴点の3次元位置だけでなく,エッジ特徴点の間に面を張ることができる.まず,時空間画像のエピポーラ平面画像において,ハフ変換により,エッジ特徴点の軌跡と3次元位置を抽出する.次に,この軌跡の交点を8つのパターン(オクルージョンタイプと呼ぶ)に分類する.そして,軌跡上で隣接する2つのオクルージョンタイプ(オクルージョンタイプペアと呼ぶ)からエピポーラ平面画像上で面を張る2つのエッジ特徴点を決定し,これらの間に3次元水平線分で面を張る.最後に,隣接するエピポーラ平面画像間で,同じオクルージョンタイプを持ち,かつ近くにあるエッジ特徴点間を3次元垂直線分で面を張る.本手法は実データに適用され,平面および曲面を復元できた.
一般社団法人情報処理学会の論文
1993-10-15

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