ペースメーカ細胞モデルとしての変形ラジアルアイソクローン振動子と周期刺激を加えたときの大域分岐構造
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概要
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ペースメーカ細胞の単純な数学モデルを提案する.モデルは単位円のリミットサイクルとラジアルアイソクローンを持ち,系の状態点はある領域ではゆっくり動き,残りの領域では素早く動く.各領域はそれぞれペースメーカ細胞の閾値下と活動電位に対応させることが出来る.モデルに周期パルス刺激を加えたときの大域分岐構造を1次元写像(PTC),2次元分岐図,スケルトンを用いて解析し,遅い,そして速いダイナミクスの存在が,振動子に周期刺激を加えたときの大域分岐構造に大きな影響を与えることを示す.
- 1994-06-28
著者
-
野村 泰伸
大阪大学基礎工学研究科生体工学領域
-
佐藤 俊輔
大阪大学基礎工学研究科生体工学領域
-
土居 伸二
大阪大学基礎工学部生物工学科
-
野村 泰伸
大阪大学大学院基礎工学研究科生体工学領域大阪大学臨床医工学融合研究教育センター
-
Stiber M.d.
Computer Science Department The Hong Kong University Of Science And Technology
-
Segundo J.P.
Department of Anatomy and Cell Biology,Brain Research Institute, University of California Los Angele
-
Segundo J.p.
Department Of Anatomy And Cell Biology Brain Research Institute University Of California Los Angeles
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