1次元興奮性ケーブルの興奮波伝導特性
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概要
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1次元興奮性ケーブルモデルの一端に周期パルス列を加えたとき発生・伝導する活動電位列を解析する. このモデルに対し1次元写像モデルが定義でき, この1次元写像モデルにより予想される結果と数値積分による活動電位列を比較した. 1次元写像モデルは刺激点と観測点の距離が近いときモデルの応答を良く予測することを示した. さらに, 刺激周期によって現れる様々な活動電位列を分岐図により分類した. 高頻度の刺激に対してはn:1伝導ブロックが起こり, これは分岐図の中にPeriod addingの系列として現れ, n:1伝導ブロックと(n+1):1伝導ブロックの間では, より複雑な伝導ブロックが見られた.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-07-25
著者
-
濱口 幸子
大阪大学大学院基礎工学研究科
-
佐藤 俊輔
大阪大学大学院基礎工学研究科
-
野村 泰伸
大阪大学大学院基礎工学研究科機能創成専攻生物工学講座
-
野村 泰伸
大阪大学大学院基礎工学研究科生体工学領域大阪大学臨床医工学融合研究教育センター
-
野村 泰伸
大阪大学大学院 基礎工学研究科
-
PAKDAMAN Khashayar
大阪大学大学院基礎工学研究科
-
Pakdaman Khashayar
大阪大学大学院基礎工学研究科 システム人間系
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