マルチメディア対応日本語教育システム : 日本語能力試験への応用(<特集>Collaborationとagent技術/一般)

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概要

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日本語教育では,漢字学習が重要なポイントになる.漢字は,偏や旁などの字形の構成,音訓の読み,筆順,起源など,複雑で奥深い情報を持っている.外国人や児童が漢字を学習する上では,字形を目で確認し,読みを聞き,実際に書いてみる,など多面的で体験を通した学習が必要である.本研究では,実用性の高い漢字学習システムを開発するために,マルチメディア対応の漢字データベースをXMLで構築している.本論文では,特に読み構造について述べる.また,留学生を対象とした日本語能力試験への応用として,部首などによる漢字検索システムや,文章から漢字の教育レベルを確認できるシステムを試作し,教育への応用を提案する.
社団法人電子情報通信学会の論文
2003-02-28

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