キーワードによる学習構造の生成(1)
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概要
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従来のCAIシステムでは、教材知識を先に教え込むチュートリアル型の学習形態が比較的多いため、学習者の主体性の確保に批判があった。本稿ではこの解決に当たって、問題を解決する過程を学習と考え問題文から学習者が自由に検索するキーワードの内容構造そのものを教材知識として新構成した。従来キーワードは「情報検索の手かがりとなる言葉」で単なる言葉の辞書的な解釈に留まっていたが、キーワードの内容構造を変えることにより、学習者が問題文中の問題解決に必要なキーワードを検索することで「問題解決型」の自主的な学習を確保できる。しかも検索したキーワード順に「認知モジュール」に記述することで学習者が学習しようとする学習構造について個々に把握出来、認知状態を明らかに出来る利点がある。本稿ではこの問題の検討結果について報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-06-17
著者
-
杉本 公一
学習情報通信システム研究所
-
松本 哲也
学習情報通信システム研究所
-
古城 則道
学習情報通信システム研究所
-
郭 班
学習情報通信システム研究所
-
松本 哲也
(株)学習情報通信システム研究所
-
杉本 公一
(株)学習情報通信システム研究所
-
古城 則道
(株)学習情報通信システム研究所
-
郭 班
(株)学習情報通信システム研究所分散研究所
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