情報検索におけるユーザモデルとその利用
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概要
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情報検索では, ユーザは検索要求をキーワードの論理式の形で入力し要求することが多い。このとき, ユーザは自分の要求をシステムの持つ索引語で的確に表現できるとは限らない。これは, 用語の持つ意味が人によって異なる場合や同義/多義などの言葉の多様性による場合もある。さらには, ユーザが欲しい情報そのものが明確でない場合や的確な用語が思い浮かばない場合もある。このようにユーザの入力したキーワードは曖昧さを含むことが多く, 本報告では, このような状況の対応として, 情報検索の場面において, 個々のユーザの持つ用語や概念の連想特性および興味関心領域をユーザモデルとして構築し,それを利用したユーザ支援機構の枠組についての提案を行う。
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1997-09-24
著者
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