MRB-GCの評価 : アクティブセル量とヒープ消費
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概要
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ICOTでは並列推論マシン(PIM)の開発を進めている。PIM上の言語KL1はフラットGHCをもとにした並列論理型言語である。KL1は副作用を持たない言語である為、メモリの消費速度が速くガーベジコレクション(GC)を頻繁に起こす。このため、GCの方法が実行時間に影響を及ぼす。PIM上のKL1処理系のGC方式として一括型GCとMRB方式によるインクリメンタルGCの併用を検討している。本稿では、MRB-GCの評価の一つとして実行中のアクティブセル量の推移を測定し、MRB-GC方式を実装した処理系でのメモリ消費との関係を調べた結果を報告する。
- 1989-10-16
著者
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近山 隆
東京大学
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近山 隆
(財)新世代コンピュータ技術開発機構第二研究室
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木村 康則
(株)富士通研究所
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西崎 慎一郎
(株)富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ
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平野 喜芳
(株)富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ
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武井 則雄
(株)富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ
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森田 京子
(株)富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ
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西崎 慎一郎
(株)富士ソーシアルサイエンスラボラトリ
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