SIMPOSのプログラミング環境 : フォントエディタ
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概要
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SIMPOSは、逐次型推論マシンPSIのための、プログラミング/オペレーティングシステムである。PSIは表示装置としてビットマップディスプレイを採用しているので柔軟な文字表示が可能である。会話的文字出力は、ビットマップディスプレイ中のウインドウと呼ばれる論理的端末装置に対して行なう。ウインドウシステムは、フォントという出力用文字パターンの集合を保持し、ウインドウへの文字出力は、これに対する文字コード呼び出しによって行う。SIMPOSにおけるフォントエディタは、フォントの編集を簡易な操作で行う事を目的としたプログラムであり、オプジェクト指向の概念を取りいれた論理型言語ESPで記述されているため拡張性・保守性に優れるといった特徴を持つ。本稿では、SIMPOSで用いているフォントの管理法、及びフォントエディタの概要と基本機能について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
-
近山 隆
(財)新世代コンピュータ技術開発機構第二研究室
-
近山 隆
(財)ICOT
-
中澤 修
(株)ai言語研究所第一研究室
-
寺崎 理美子
沖電気工業(株)
-
中沢 修
沖電気工業(株)
-
HERVE TOUATI
INRIA
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