KL1抽象命令セットの改良について
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概要
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KL1は、ICOTで設計された並列論理型言語である。本稿では、既に提案したKL1の抽象命令セットの改良案を提案する。主な改良点としては、クローズインデキシングの採用に伴って新たに命令を追加したこと、構造体の要素を参照するために使っていた構造体レジスタを廃止したこと、MRB管理のための命令およびガーベジコレクション(MRB-GC)用の命令を新たに追加したことである。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-03-15
著者
-
近山 隆
(財)新世代コンピュータ技術開発機構第二研究室
-
後藤 厚宏
(財)新世代コンピュータ技術開発機構第4研究室
-
中島 克人
(財)新世代コンピュータ技術開発機構
-
木村 康則
(財)新世代コンピュータ技術開発機構
-
木村 康則
(財)新世代コンピュータ技術開発機構(icot)
-
中島 克人
三菱電機
-
後藤 厚宏
(財)新世代コンピュータ技術開発機構
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