Java^<TM> JITコンパイラの試作
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概要
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Java言語は, 仮想計算機のバイトコードに変換され動作する. インタプリタ方式での実行は遅いため, 実行時にバイトコードをネイティプの機械コードにコンパイルするJIT(Just In Time)コンパイル方式が提案されている. 米国Sun社が提供しているJDK-1.0.2にSPARCV8のコードに変換を行なうJITコンパイラを組み込んだ. 予備評価結果では, 単純なループプログラムの場合はインタプリタと比較して速度で最大38倍の性能を得ることができた. しかし, インタプリタより遅くなるプログラムもあり, メソッド呼び出しがボトルネックであることが分かった. 生成される機械コードは元のバイトコードの6倍程度に収まった.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-10-31
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