SEA : カメラアレイを用いた高精細ステレオ法

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概要

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近年、コンピュータグラフィックスや仮想現実に必要な3次元形状情報を、ステレオ法により受動的に獲得する方法が注目されている。これらの用途では、レーザーレンジファインダによるような密な距離情報を得ることが求められるが、対応点問題の解決が必要である。多眼視によって得られる情報の空間的な冗長性から対応の曖昧さを減らす試みとして、直交配置三眼視,水平配置三眼視,multiple-baseline stereo,EPIを用いる手法などが提案されている。本報告では、3×3の格子状に配置された9台のカメラによって撮影された画像を用いて、これらの手法の持つ利点を統合し、高精細なシーンの奥行き情報を復元するステレオ手法(SEA:Stereo by Eye Array)を提案する。また、カメラ配置の性質を利用して隠れの検出を行うことにより、隠れ境界での正確な視差推定が可能となることを示す。
一般社団法人情報処理学会の論文
1995-03-15

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