微生物によるレダクトン生成に関する研究 : (第3報) 麹酸および麹酸のアルカリ分解物の2.6-Dichlorophenol Indophenol の還元能について
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概要
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The reducibility of kojic acid and its alkaline degradation products using 2,6-dichlorophenol indophenol (D.P.I.) were studied. The following results were obtained;1 Kojic acid can be detected to the amount of 10γ on paper chromatogram by the Michell method using D.P.I. as the reagert.2. In nonaqueous solutions (such as ethanol, n-butanol and acetone) containing 0.1% kojic acid, the decolorization of D.P.I. was slower than that in water.3. In aqueous solution, the rate of decolorization was found to be the largest at pH 6 and decreased with decreasing pH value.In the alkaline range of pH (pH 8-9), the decolorization was slowed.4. The kojic acid derivatives were prepared and tested with D.P.I. on paper by using 1% aqueous solution. The derivatives which have an oxygen atom in 1-position and OH group in 5 position were the only ones found to be able to reduce D.P.I.5. The reductone-like substances produced by heating kojic acid in 1N-NaOH at 100℃ were found to be insoluble in ether and have Rf value 0.02 on paper chromatogram.One of these substances had an oxidation wave on polarogram. Its value was E1/2+0.1V (vs. SCE) at pH 6.0.
- 社団法人日本生物工学会の論文
- 1965-09-25
著者
-
徳山 泰
関西大学工学部生物工学科
-
大亦 正次郎
大阪府立大学農学部農芸化学科
-
小幡 斉
関西大学工学部生物工学科
-
小幡 斉
関西大学工学部
-
徳山 泰
関西大学工学部
-
川手 昭平
関西大学工学部醗酵化学研究室
-
大亦 正次郎
大阪府大・農
-
大亦 正次郎
大阪府立大学農学部
-
川手 昭平
関西大学工学部
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