インタラクティブコンピュータミュージックの制作と作品の検討 : 「竹管の宇宙」を題材として(<特集>音楽情報科学)
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概要
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インタラクション技術とその応用研究という位置づけで, インタラクティブコンピュータミュージック作品の制作, 公演を行ってきた.本稿では, その具体事例として「竹管の宇宙」プロジェクトをとりあげる.まずそこで開発した制作環境のハードウェア, ソフトウェア両方について述べる.次に実際の作品におけるコンセプトやストーリー, 演奏システム, 使われる演奏技法について解説を行う.また, 作品制作に対する評価の目的で制作・公演に対して緊張感という観点から考察を行った.ここでは実際に行われたコンサートにおいて奏者の生理指標を計測し, 考察のための客観データとした.これに関係して開発した自律神経系生理指標を計測するシステムについても述べる.考察に際しては, 演奏場面による奏者の緊張状態の変化や, 楽曲の持つ緊張感と生理的緊張状態の違いについて, 奏者の内観もふまえながら現時点で得られている知見を述べ, 今後の作品とその制作手法への応用について考察を行った.
- 社団法人情報処理学会の論文
- 2002-02-15
著者
-
志村 哲
大阪芸術大学芸術学部音楽学科
-
平井 重行
大阪大学大学院基礎工学研究科
-
金森 務
大阪芸術大学音楽学科
-
片寄 晴弘
和歌山大学システム工学部
-
平井 重行
京都産業大学 理学部
-
志村 哲
大阪芸術大学
-
片寄 晴弘
和歌山大学
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