音楽的自由度をコントロール変数としたセッションシステムの開発
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概要
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従来のセッションシステムを見てみると, 入力演奏のみから演奏をコントロールするパラメータを抽出し, セッションを行うものと, 乱数的に演奏を生成するものの2通りに大別できる.いずれのシステムにおいても, 出力演奏の制御という点では問題があった.ところが, 入力演奏とは独立したパラメータを用いると, これまでになかったコントローラビリティをもつセッションシステムが構築できる.本研究では, 出力演奏をコントロールする独立的, 抽象的なパラメータとして, 音楽的自由度を提案する.音楽的自由度は演奏のタイミング的要素と音高的要素で作られる2次元平面内の点, もしくは領域である.これを用いた新たなセッションシステムを考える.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1998-08-07
著者
-
片寄 晴弘
イメージ情報科学研究所
-
井口 征士
大阪大学大学院基礎工学研究科
-
平井 重行
京都産業大学 理学部
-
井口 征士
広島国際大学 人間環境学部
-
高柳 剛
大阪大学 大学院 基礎工学研究科
-
平井 重行
イメージ情報科学研究所
-
高柳 剛
大阪大学大学院基礎工学研究科
-
青野 裕司
大阪大学大学院基礎工学研究科
-
青野 裕司
Nttサイバースペース研究所
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