古い録音メディアからの演奏情報の抽出
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概要
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過去の貴重な音楽資料の多くは,低品質な音として記録・保存されており,快適な鑑賞が困難であったり再生自体が貴重な資料に損傷を与える場合がある等,利用が困難である.そこで,それらをディジタルアーカイブ化することにより,貴重な音楽資料の再利用が可能となる.ディジタルアーカイブ化を行うには,採譜処理を用いた演奏の再現やノイズリダクション等が必要となるが,従来はそれらを個々に行っており,ディジタルアー力イブ化を行っている研究例はない.本稿では,楽譜情報を用いた演奏情報の抽出とノイズリダクションによる演奏の復元を行うことによりディジタルアーカイブ化する手法を提案し,実際にその手法によりシステムを構築した.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1999-08-07
著者
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