米の成熟期及び発芽期中のアミラーゼの消長(農芸化学)
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概要
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カンボジヤで採取されたインド型稲の浮稲(CO. 64)と非浮稲(Poik Reour)及び日本型稲の農林22号を用いて, それら生育中の茎葉部及び種子, 並びに発芽期中の種子に含まれるアミラーゼの消長を調べた。その結果, いずれの場合にも, 未発芽種子中に検出されなかったα・アミラーゼは成熟期初期の種子に出現して最高値を示したのち消失し, 発芽期に再び急増することが判った。また, β-アミラーゼについては, その成熟期及び発芽期の消長から, 発芽期中にも新たに合成される可能性の大きいことが示唆された。更に, 実験に用いた上記3品種の中では, 浮稲の種子と茎葉部に最も高いアミラーゼ含量が検出された。この高い酵素活性と浮稲の品種特性についても考察した。
- 神戸大学の論文
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