刈取り後のバーニング処理が甘しょ茎の品質におよぼす影響(園芸農学)
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概要
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サトウキビN : Co 310を温室内に栽培し, 植付け後約14.5か月で収穫し, 収穫後, バーニング処理を行なった。しょ茎の地際より50,100,150,200cmの高さの部位より試料を採取し, 還元糖, 非還元糖を測定した。バーニング処理がこれらの糖含量におよぼす影響を, 刈取り直後から6日間にわたって調べた。無処理茎では刈取り後2日まではしょ糖含有率に大きな影響はないが, 2日以後は急速に低下し, 還元糖含有率が急速に増大した。一方, 処理茎のしょ糖含有率は徐々に増加する傾向を示した。また, 還元糖の増大は非常に少なかった。以上のことよりバーニング処理はtrashを除く方法として有効であり, 無処理茎では著しい品質の劣化がおこるのに対し, 処理茎ではおこらなかった。
- 神戸大学の論文
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