クワズイモ葉のインベルターゼ(農芸化学科)
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概要
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クワズイモ葉のインベルターゼの調製方法としては, 硫安塩析よりもアセトン沈澱法が効果的であった。そこで, 20∿40%アセトン濃度で沈澱した, 部分精製の蛋白画分を, インベルターゼ酵素標品として用い, その諸性質を検討した。本酵素は至適pHが5.0でkm値が9mMの酸性インベルターゼであることが明らかとなった。本酵素は1mM水銀イオンによりほぼ完全に失活し, マンガンイオンおよびマグネシウムイオンの阻害をもうけた。また, 至適温度は35℃にあって, 15分間保持の45℃以上の温度ではほとんど活性を失なった。
- 琉球大学の論文
- 1982-12-01
著者
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