<資料・短報>後期老年人口群に対する全数訪問

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概要

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一定地区内の75歳以上者のいる全世帯を訪問して,必要な援助を3ヵ月間継続した。この間の援助実績を分析し,保健婦としての地区活動がどれだけ充実できたかを調べた。その結果,(1)本方法により,家族全員の把握を確実にすれば,保健婦活動の基盤となる個別援助の人ロカバー率は高まり,人口の高齢化が進めばそれだけ本方法の有効性が大となることが確認できた。(2)住民側からの相談持込み件数の増大,地区の代表など保健婦への協力者との関係強化等保健婦活動の条件づくりができた。(3)家庭訪問だけでなく,健康相談(電話相談,訪問健康診査など)の利用者増大にみられるように,多様な援助方法が機能するようになった。
千葉大学の論文

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