南極多点浅層コア解析 : 目的および最近の成果
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概要
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1997年から2002年にかけて、日本南極地域観測隊は東ドゥローニングモードランドの4地点(H72・MD364・DFS・YM85)において、浅層雪氷コア(50~100m深)を採取した。本稿では、これらのコアの採取目的、掘削地点の特徴、最近の浅層コア解析の成果を紹介する。紹介した成果は、1) H72コアの年代決定法およびその誤差、2) 過去164年間におけるH72地点における表面質量収支の経年変動、3) 化学主成分から明らかになったH72における堆積環境の変遷、などである。また、今後の浅層コア解析の展望について述べた。
- 日本雪氷学会の論文
- 2002-07-15
著者
-
亀田 貴雄
北見工業大学社会環境工学科雪氷研究室
-
本山 秀明
情報・システム研究機構国立極地研究所
-
本山 秀明
国立極地研究所
-
西尾 文彦
千葉大学環境リモートセンシング研究センター
-
亀田 貴雄
北見工大
-
本山 秀明
極地研
-
本山 秀明
情報・システム研究機構 国立極地研究所
-
本山 秀明
北海道大学低温科学研究所
-
亀田 貴雄
北見工業大学
-
Kameda T
Kitami Inst. Technol. Hokkaido Jpn
-
本山 秀明
National Institute of Polar Research
-
西尾 文彦
千葉大学環境リモートセンシングセンター
-
西尾 文彦
Hokkaido University Of Education Kushiro Branch
-
Kameda Takao
Institute Of Low Temperature Science Hokkaido University
-
Kameda T
Department Of Civil Engineering Kitami Institute Of Technology
-
西尾 文彦[他]
北海道教育大学釧路校
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