クロアワビエキス成分の季節変化〔英文〕
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概要
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Seasonal variations of extractive components were examined in the muscle of disk abalone Haliotis discus collected from the coast of Amatsukominato, Chiba Prefecture at intervals of two or three months from July 1990 to July 1991. The moisture content was highest in December after spawning season, thereafter decreased and became lowest in May. The total amount of ATP and its related compounds was highest in September. AMP was detected in high amounts from July to September. The level of glycogen was high in summer (over 6%), decreased remarkably in the spawning season and low in winter. Succinate was high in amounts from May to September. The total amount of free amino acids was highest in September and decreased to half in other months. The contents of glutamic acid, glycine, and AMP which are taste-active components were highest (470mg/100g) in September and lowest (130mg/100g) in February. Present study can demonstrate that disk abalones are palatable in summer, and watery and unpalatable in winter, which is generally told in Amatsu-kominato district.
- 日本水産學會の論文
著者
-
山中 英明
東京水産大学食品生産学科
-
山川 紘
東京水産大学 資源育成学科
-
山川 紘
東京水産大学資源育成学科増殖生態学研究室
-
渡辺 裕子
東京水産大学食品生産学科
-
山中 英明
東京水産大学
-
山川 紘
東京水産大学
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