オープンロールによるSBRの素練り
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概要
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オープンロールを使用してSBRの素練りを行なったところ, SBRの平均分子量Mは薄通しによる素練り回数Nと次のような近似的関係にあり,M=(M0-M∞)e-αN+M∞Mは素練り条件やポリマーの種類によって決まる一定値 M∞ に収歛することがわかった.次に各素練り状態の異なった試料をムーニー試験機によってテストしたところ, えられたデータは本文中の式(2), (3)および(4)によってその時間的変化が記述されることがわかり, その分子量依存性も近似的に本文中の式(5), (6), (7), (8)および(9)によって記述できることがわかった. これは未素練り SBR における分子量依存性と全く同じ関係になっているので, SBR の素練り過程はその平均分子量を知ることによってすべて明らかにされることがわかった.
- 社団法人 日本ゴム協会の論文
著者
-
二宮 和彦
日本合成ゴム
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前川 悦治
日本合成ゴム(株)研究開発本部東京研究所
-
草水 純男
日本合成ゴム (株)
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怡土 聚作
日本合成ゴム(株)四日市工場研究所
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前川 悦治
日本合成ゴム (株)
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前川 悦治
日本合成ゴム株式会社四日市工場研究所
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二宮 和彦
日本合成ゴム株式会社四日市工場研究所
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