グリーンストレングスの指標, 降伏応力の粘弾性的取扱い
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概要
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グリーンストレングスの指標として, 必要かつ充分な条件をそなえたものとはいいにくいが, いわゆるストレス〜ストレイン図形にあらわれる降伏応力が適当であることを指摘した. 次にゴム試料を線形粘弾性体とみなすことにより, 降伏応力, fYおよび降伏ひずみ, γYとの間に次のような関係があることを線形粘弾性現象論から導いた.fY=E(t)|t=γY/γ0ここにE(t)およびγ0はそれぞれ緩和弾性率およびひずみ速度である.次に緩和スペクトルの形状を単一べき関数で近似することにより, 緩和スペクトルの形状とγYとの関係をしらべて次の関係をえた.γY=(1-m)/mここにmは緩和スペクトルを両対数プロットし, これを直線で近似した場合の勾配に-1を乗じてえられるパラメーターである.本文中の表1に示したような各種のゴム試料について実験し, これらの関係を検証してほぼ満足すべき結果をえた.
- 社団法人 日本ゴム協会の論文
著者
-
戸崎 近雄
日本合成ゴム・東京研究所
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二宮 和彦
日本合成ゴム
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安田 絃市
日本合成ゴム (株) 総合加工技術研究所
-
高嶋 正昭
日本合成ゴム(株)中央研究所
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高嶋 正昭
日本合成ゴム (株) 総合加工技術研究所
-
安田 絃市
日本合成ゴム (株) 四日市研究所
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二宮 和彦
日本合成ゴム(株)中央研究所
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