CO2施用がブドウ"巨峰"の生育と果実品質に及ぼす影響
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Although ambient temperature is kept adequate, grape cultivation under covered facilities during winter months in Japan gives rise to low yields of poor quality berries because of low light intensities. This investigation was conducted in leaf chamber, using Vitis labruscana Bailey cv. Kyoho, to determine the influence of leaf age, light intensity, and CO2 concentrations on photosynthesis. The effects of CO2 enrichment on vine growth and fruit quality were also investigated in growth chambers.1. The rate of photosynthesis per unit leaf area (Pn) between May 28 and September 19 rapidly increased with leaf growth, reaching a maximum of 18.9mg CO2/dm2/hr, 37 days after the unfolding of a leaf. Pn then gradually decreased with leaf age. In young leaves, higher CO2 concentrations and stronger light intensities resulted in a significant increase in Pn. Older leaves exhibited a similar enhancement of Pn upon exposure to high light intensity. Pn was saturated at 828ppm CO2.2. Administration of 1, 000 to 1, 100ppm CO2 to vines for an 8hr/day at a late stage of berry development until harvest had no effect on berry size but resulted in an increase in sugar and anthocyanin contents but a decrease in organic acid content. Dry weight of newly developed roots doubled as a result of CO2 enrichment.3. Application of CO2 under a long-day photoperiod at an early stage of berry development to a week before véraison markedly promoted shoot elongation. Furthermore, CO2 enrichment gave a 36% increase in both berry and cluster weights and also a higher sugar-acid ratio at harvest.
- 園藝學會の論文
著者
関連論文
- C3-76 パクロブトラゾール,ウニコナゾール-P及びGA_3のカンキツ体内における一移行性
- カキ渋の熟成過程における糖, 有機酸および 2, 3 の特性の変化
- ブドウの花振いに及ぼすポリアミンの影響
- 野生ブドウおよびブドウ栽培品種の RFLP および RAPD 解析
- AVGによるウンシュウミカンの生理落果の制御
- AVGによるウンシュウミカンの生理的落果の抑制 : (第2報)処理方法の検討
- AVGによるウンシュウミカンの生理的落果の抑制 : (第1報)AVGによる落果抑制効果
- C3-80 AVG (TMP-941)によるウンシュウミカンの生理落果防止効果
- 数種の日本原産野生ブドウの芽の休眠と内生ABAおよび新梢内水分含量との関係
- 日本原産野生ブドウの果皮中アントシアニン色素による化学的分類
- ウメの緑枝挿し発根と枝梢中のソルビトールとの関係
- 加温栽培したウンシュウミカンの着果と果実品質に及ぼすアミノエトキシビニルグリシンと高温の影響
- 東部Javaにおけるリンゴ'Rome Beauty'の自家受粉による種子形成の可能性
- ブドウ'キャンベル・アーリー'果粒の成熟に伴う種子内の胚の休眠誘導とアブシジン酸との関係
- 植物生長調節物質及び遮光処理がブドウ'巨峰'果皮中のアントシアニン組成におよぼす影響
- ブドウ'キャンベル・アーリー'の胚の休眠誘導と果粒の成熟との関係
- ブドウの芽の自発休眠誘導に対するグルタチオンの役割
- ブドウの芽の休眠打破に対するエチレン生合成関連物質の影響
- ブドウの芽の高温による休眠打破時のACCとグルタチオンの役割
- ブドウ'キャンベル・アーリー'の胚の休眠覚醒に及ぼす胚乳の役割
- ブドウ属植物の種間ならびに変種間交雑F_1個体における花粉の表面微細構造
- 日本原産野生ブドウ,リュウキュウガネブ(Vitis ficifolia Bunge var.ganebu Hatusima)の酒質資源としての評価
- ブドウ属植物の種間並びに変種間交雑後代における花粉の表面微細構造の変異について
- 挿木発根困難な日本原産野生種クマガワブドウ (Vitis kiusiana Momiyama) の茎頂培養による個体再生
- さし木発根の困難な日本原産野生種クマガワブドウの茎頂培養
- アブシジン酸関連化合物がブドウ果実の成熟に及ぼす影響
- カキ果実の発育ならびに成熱に関する生理学的研究 (第3報): 果実の細胞分裂期における物質代謝におよぼす秋季摘葉の影響
- ウンシュウミカンの栄養器官における内生ジベレリン含量の時期的消長とパクロブトラゾール処理がジベレリン生合成に及ぼす影響
- エテホン処理がラビットアイブルーベリー果実の可溶性固形物含量, 滴定酸含量及び果肉硬度におよぼす影響
- 植物生長調節物質及び遮光処理がブドウ'巨峰'果実のアントシアニン生合成系酵素遺伝子の発現におよぼす影響
- アブシジン酸の前駆体がブドウ果実の着色に及ぼす影響
- コミュニティガーデンの設置・運営に関する基礎研究 : 第三報 コミュニティガーデン活動の心理的評価について
- 熟度の異なるミニトマト`Petit'の品質特性ならびに物理的ストレスに対する応答反応
- 種々の熟度のビワ果実における表面色,果肉硬度,生理活性および数種の成分含量の差異
- 栽培時期と熟度がミニトマト'Petit'の品質と生理的特性に及ぼす影響ならびに収穫時の損傷に対する応答反応
- ウンシュウミカン, ユズ, カラタチの幼若な珠心胚実生を用いた同種および異種接ぎ木の接合面における維管束の再生
- エビヅルおよびブドウ栽培品種実生の発育相と巻きひげおよび花房誘導との関係
- カンキツの幼苗接ぎ木における接ぎ木結合部のカルス形成と維管束組織の再生
- ブドウ実生の幼若相から成木相への相転換に伴う葉の形態的変化
- アンモニウム塩の添加が植物生長調節物質の効果に及ぼす影響
- オーキシンとポリアミンがブドウの野生種および栽培品種の挿し穂の発根に及ぼす影響
- イチョウの受粉から受精期までの花粉および雌性生殖器官の生長
- 核型解析によるイチョウ雌雄間の染色体の違いとfluorescence in situ hybridization (FISH)による染色体上のrDNAマッピング
- ウンシュウミカンの着花に及ぼすジベレリン生合成阻害物質の効果
- コミュニティガーデンの設置・運営に関する基礎研究 : 第二報 小学校へのコミュニティガーデン設置・運営について
- 遮光下で一段栽培したトマトの収量予測
- 果樹園用シ-トマルチ資材の耐用性に関する研究
- ブドウ穂梗へのGAラノリンペースト塗布時期による果粒の肥大促進効果の差異
- 生育段階の異なるミニトマトの生理・化学的特性と切断ストレスに対する応答反応
- 高二酸化炭素貯蔵条件でのビワ果実の褐変障害とフェノール物質の変動
- コミュニティガーデンの設置・運営に関する基礎研究 : 第一報 高齢者向けコミュニティガーデンの設置・運営について
- 大阪府立大学農学部附属農場における「農場実習」受講生の意識調査と教育効果
- コミュニティガーデンの試験的な実施・運営における効果と課題
- ブドウ果実におけるアブシジン酸の免疫組織化学的局在
- イチョウ (Ginkgo biloba L.) の着粒に対する受粉の必要性と受粉適期について
- イチョウ(Ginkgo biloba L.)の着果に対する花粉の必要性ならびに受粉適期
- ニホングリきゅう果の生長に及ぼす刺毛刈取りの影響
- フィッシュポンド(養魚池)の有無によるホームガーデンにおける植物利用の相違
- 生理活性物質利用による果樹の単為結果誘起
- 都市型総合農業試験場 : 大阪府農林技術センター
- リンゴ3倍性品種‘陸奥’の胚のうの発達とその異常に関する研究
- ブドウ‘デラウェア’の休眠枝ざしの発根に関する研究 (第2報) : さし穂内の植物ホルモンの動向について
- ブドウの早期落葉に及ぼす低照度の影響
- ブドウ′デラウェア′における光合成産物の転流形態
- ブドウ‘デラウェア’における光合成産物の転流と分配
- ブドウ‘デラウェア’果実の成熟生理に関する研究 (第2報) : 果実に対する光度が糖•有機酸含量に及ぼす影響並びに果実での炭酸ガス固定
- ネコブセンチェウによるゴール形成に関する研究 (第2報) : ホウセンカの茎に形成されたゴールの呼吸量, 炭水化物含量および同化物質の取り込み量の変化
- ネコブセンチュウによるゴール形成機構に関する研究 (第1報) : サツマイモネコブセンチュウの接種によりホーセンカの 茎に形成されたゴールの形態学的研究
- 胚珠培養による種なしブドウの胚発生
- 温州ミカンの雄性不稔に関する研究 : 花粉稔性の回復に関係する葯内の炭水化物の代謝および酵素活性に及ぼす温度の影響
- ジベレリンによるリンゴおよび日本ナシの単為結実果ならびに変形果の形態学的研究
- ブドウ3品種間における果粒の形態学的比較
- ブドウ•デラウェアの果粒の形態学的研究
- ブドウ果実の日射病(生理的障害)に関する研究
- ブドウ果粒の発育に伴う表面微細構造 : 特に気孔の構造の変化
- カンキツ類の胚培養に関する研究 (第1報)
- 15βOH ジベレリンがナシ属3種の着果及び果実の発育に及ぼす影響
- ブドウ‘デラウェア’果実の成熟生理に関する研究 : (第1報)果粒中の糖蓄積に及ぼす新梢上の葉数及び果粒中の多糖類, 有機酸の変化
- ネコブセンチュウによるゴール形成に関する研究 (第3報) : ゴール肥大に伴う内生植物ホルモンの活性変化と生長調節物質によるホウセンカ茎のゴール肥大について
- 貯蔵ウンシュウミカンの異味および異臭生成に及ぼすポリエチレン包装内ガスの影響
- 日本原産野生ブドウの分布ならびに葉の形態学的特性
- ブドウの芽の休眠の一般的特徴
- 養液栽培における鉄(Fe-EDTA)の多量施与が香辛野菜の品質に及ぼす影響
- 栽培品種ならびに貯蔵温度の異なるカットピーマンの品質変化
- 数種栽培品種のナス果実のアスコルビン酸含量の相違と低温障害発生程度の関連
- ブドウの胚の休眠に関する研究
- "川野なつだいだい"の花芽分化と着果,無着果枝の葉および樹皮中の可溶性タンパク質,ジベレリン様物質との関連
- "川野なつだいだい"の花芽分化と葉及び樹皮中のタンパク質,アミノ酸含量との関連
- 日本原産野生ブドウの果皮中アントシアニン色素による化学的分類
- モモの単為結果および果実の肥大におよぼすジベレリンの影響〔英文〕
- 温州ミカンの雄性不稔に関する細胞組織学的研究〔英文〕
- 温州ミカンの花粉退化および葯のタペート細胞崩壊の時期について〔英文〕
- 多胚性カンキツ類における発芽可能な交雑胚を含む種子の形状
- モモおよび日本ナシの果実発育におよぼす胚の破壊とジベレリン処理の影響〔英文〕
- CO2施用がブドウ"巨峰"の生育と果実品質に及ぼす影響
- イチジク樹の肥料要素吸収量に関する研究
- イチジク樹の栄養に関する研究-1-
- Effect of harvest maturity, perforation ratio of polyethylene package and storage temperature on quality of Hassaku (Citures hassaku hort. ex Tanaka) fruit.
- Off-flavor of stored Satsuma mandarin(Citrus unshiu Marc.) fruit.
- Changes in provitamin A and Vitamin C Contents of loquat fruit during storage.