ブドウの胚の休眠に関する研究
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概要
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ブドウの種子は硬い種皮 (核) で被われている有胚乳種子であり, 完熱種子は休民現象を示し, 通常発芽させるには, 5°C下で3か月程度の層積処理をする必要のあることが知られている (2,3,4, 11,13).<BR>ブドウ種子の休眠に関する研究は, 従来から, 完熟種子を用いての休眠打破法の検討 (7,8) および層積貯蔵中における種子内生長調節物質の変化 (1,6) などに関してなされてきた. しかし, ブドウ種子の休眠がどの発育段階から誘導されるのか明らかでなく, また,それに伴う核や胚乳の果す役割についても未知の問題が多く残されている.<BR>本実験は種子および胚の休眠現象を解明するために行ったものである.
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