保健室の会話記録から相互行為をどこまで読み取れるか : ハーバーマス「コミュニケイション的行為論」の可能性(1)
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概要
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「学級」を同質的集団であるとする思い込み一学級文化主義はいま根本的な転換を余儀なくされている。相互行為の視点が導入されて久しいが,この文化主義を超える方法はいまだ模索の段階にある。合意形成研究が示すように,相互行為にみられる行為者の意味はもともと不確定である。とすると「学級」が異文化ないし個別文化が共生する空間へ転換する可能性は閉ざされているのか。本共同研究は,この共生の可能性について,まずは,保健室における養護教諭と来室者の会話記録から,両者の相互行為を解釈する方法として,エスノメソドロジーとコミュニケイション的行為論の有効性を検証することから着手している。検討と考察の結果は,養護教諭と来室者との間で相互に了解を志向する行為を解釈する方法はコミュニケイション的行為論による方法が有効であった。Changing a priori premise that classroom is homogenous group is almost inevitable nowadays. A view point of interactive action hat been discussed in fields of educational science and educational sociology: neversless the development of Methodology is till at groping level. According to the study of conflict and consensus, sense of actors in interactive action is naturally uncertainty. Then is the possibility of changing over schoolroom to a space coexisting with diverse individualties closed? This cooperative research aims at verifing the validity of theory of ethnomethdology and communicative action as the method to interpret interractive action between nurseroom attendance and school nurse. The result of verifing is the following: theory of communicative action by Habermas is more valid than ethnomethdology.
- 上越教育大学の論文
著者
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鈴木 智子
東京都八王子市立長房中学校
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増井 三夫
上越教育大学
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福山 暁雄
富山県新湊市立塚原小学校
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齋京 四郎
新潟県立直江津高等学校
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福山 暁雄
発達臨床講座院生(富山県新湊市立塚原小学校)
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鈴木 智子
生活・健康系教育講座院生(東京都八王子市立長房中学校)
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齋京 四郎
発達臨床講座院生(新潟県立直江津高等学校)
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増井 三夫
上越教育大学学習臨床講座
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