個人のチームワーク能力を測定する尺度の開発と妥当性の検討
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概要
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The purpose of this study was to develop a scale to measure individual teamwork competency in a group. In Study 1, we constructed a preliminary version of the teamwork competency scale consisting of five subscales: communication, team orientation, back up, monitoring, and leadership. Undergraduate students (N=409) answered these preliminary subscales. Based on the results of item analysis, a final and reliable version of the five subscales was constructed. The validity of these subscales was confirmed by confirmatory factor analysis, structural equation modeling, and multiple population analysis. In Study 2, members (N=58) of university student clubs answered these subscales. The self-evaluated scores of the members whose teamwork behavior was highly evaluated by the club leader were statistically higher than those with a lower evaluation. Study 3 addressed industrial workers (N= 76) in a company whose scores of these subscales had a moderately positive or negative correlation with other measures, including self-rated and peer-rated teamwork behavior. It was concluded that these five subscales measure different aspects of teamwork competency with a certain validity.
- 2012-03-31
著者
-
杉森 伸吉
東京学芸大学教育学部
-
相川 充
東京学芸大学
-
杉森 伸吉
東京学芸大学
-
杉森 伸吉
東京学芸大学教育心理学講座
-
杉森 伸吉
東京学芸大学:cret
-
古屋 真
東京学芸大学大学院教育学研究科
-
相川 充
宮崎大学
-
相川 充
広島大学
-
相川 充
宮崎大学教育学部
-
相川 充
東京学芸大学:cret
-
相川 充
東京学芸大学連合学校教育学研究科
-
相川 充
東京学芸大学:npo法人教育テスト研究センター(cret)
-
高本 真寛
筑波大学
-
古屋 真
東京学芸大学附属学校課
-
相川 充
東京学芸大 大学院連合学校教育学研究科
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