USBメモリを介したファイル移動の監視とそのログ視覚化
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概要
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情報化社会の発展に伴い,可搬記憶媒体からの情報漏洩が問題化している一方で,企業側の対策は暗号化やパスワードロックなどの機能を有した USB メモリに使用を制限する,もしくは可搬記憶媒体の使用を全面的に禁止するなどの措置がとられている場合が多い.しかしこのような措置は,USB メモリの使用を制限することで生じる可能性のある社内の生産性・利便性の低下といった副作用に比べ,セキュリティという観点ではそれに見合う効果が得られるかについては疑問の余地がある.本稿では,USB メモリの操作ログを取得した後にログを視覚化することで,管理者による迅速な監視とフィードバックを実現した.評価実験の結果,USB メモリの利便性を確保しつつもセキュリティを維持する対策に貢献できた.
- 2010-03-11
著者
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岡田 謙一
慶應義塾大学理工学部情報工学科
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岡田 謙一
慶應義塾大学 理工学部情報工学科
-
岡田 謙一
慶應義塾大学
-
中山 佑輝
慶應義塾大学大学院理工学研究科
-
小崎真寛
慶應義塾大学大学院理工学研究科
-
芝口 誠仁
慶應義塾大学大学院理工学研究科
-
小崎 真寛
慶應義塾大学理工学部
-
岡田 謙一
慶應義塾大学理工学部|独立行政法人科学技術振興機構crest
-
小崎 真寛
慶應義塾大学大学院理工学研究科
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