人工現実感を用いた音情報検索
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概要
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最近,多くのマルチメディアデータベースシステムが提案されているが,その多くは,マルチメディア情報のデータ構造をどうするかなど,データの処理方法に研究の重点がおかれ,どのようなインタフェースが使いやすいかについての研究は緒についたばかりである.このため,従来のマルチメディアデータベースのインタフェースについて問題点もいくつか指摘されており,分かりやすく,気持ち良く使えるインタフェースが必要とされている.そこで,この論文では人工現実感を用いて,音声情報の長所を生かしたマルチメディアデータベースのための検索インタフェースを提案する.このインタフェースでは,仮想的な音場空間がユーザに提供され,ユーザはあたかも自分がこの空間を移動しているかのような感覚で自由に移動でき,興味のある音が聴こえる方向に自ら移動し,その情報を得る.
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1993-05-14
著者
-
岡田 謙一
慶應義塾大学理工学部情報工学科
-
松下 温
慶應義塾大学理工学部情報工学科
-
岡田 謙一
慶應義塾大学
-
阿部 圭一
慶應義塾大学
-
大木 直人
慶應義塾大学
-
亀倉 龍
慶應義塾大学理工学部
-
亀倉 龍
慶應義塾大学理工学部計測工学科松下研究室
-
大木 直人
慶応義塾大学
-
松下 温
慶應義塾大学
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