VCP:仮想音場空間を利用したコミュニケーションツール
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概要
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近年,様々なテレコミュニケーションの研究がなされている.著者らは会議という特定の目的だけではなく,より柔軟なコミュニケーションを支援するシステムVirtual Cocktail Party(VCP)を提案する.本システムでは,臨場感のある音場空間を用い,ユーザはあたかも仮想会場内を移動しているかのような感覚を得ることができる.ユーザは,カクテルパーティ効果を利用して興味のある話題を見つけ参加することができる.また,会場には実際に参加しているユーザ(同期ユーザ)と予めメッセージを録音してあるユーザ(非同期ユーザ)を区別なく混在させることにより,様々なコミュニケーションを実現している.本論文では,VCPの実装と評価を中心に論ずる.
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1994-03-18
著者
-
岡田 謙一
慶應義塾大学理工学部情報工学科
-
松下 温
慶應義塾大学理工学部情報工学科
-
岡田 謙一
慶應義塾大学
-
阿部 圭一
慶應義塾大学
-
大木 直人
慶應義塾大学
-
寺本 邦夫
慶應義塾大学
-
大木 直人
慶応義塾大学
-
寺本 邦夫
慶応義塾大学
-
松下 温
慶應義塾大学
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