同期対面環境における通信・放送融合型情報配信の提案

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概要

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会議、プレゼンテーションといった対面環境での限定された空間における情報配信には、グループ管理を必要とするマルチキャストが主に用いられてきた。しかしメンバーの途中参加、退出が頻繁に発生する状況においてグループ管理をするのは困難である。また、このような環境において配信する情報にはファイルなどのあらかじめ作成されたデータ、そしてスライドの遷移情報やテレポインタなどの時間の経過に伴い動的に発生するデータがある。そこで本稿では各情報の性質を考慮し、グループ管理を必要としない不特定多数のメンバーへ配信するためブロードキャストを用い、さらにエラー処理の一手段としてユニキャストを用いる通信・放送融合型情報配信方式を提案し、実装したシステムについてシミュレーションを行い評価する。
一般社団法人情報処理学会の論文
2002-11-28

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