順応効果を軽減できるパルス射出による香り提示手法
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概要
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近年,映像や音声情報に香りを付加する試みが多く行われている.しかし,嗅覚の順応の問題により,視聴覚情報とともに嗅覚情報を提示しても,香りを感じることが不可能になるという問題が生じていた.著者らはこの問題を解決するため,香料の少量化を実現させるパルス状の香料射出方法を提案した.その際,人間の吸気と香り提示のタイミングを同期させる必要があるが,つねに呼吸センサを装着して吸気をセンシングし続けるのは実用的ではない.そこで,呼吸をセンシングせずに,射出量が少なく,ほぼ毎呼吸で香りを感じさせる射出方法を構築した.構築した射出方法は連続射出と比較して射出量を80%削減することが可能となり,順応の影響を軽減した.
- 2008-08-15
著者
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岡田 謙一
慶應義塾大学理工学部情報工学科
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岡田 謙一
慶應義塾大学 理工学部情報工学科
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岡田 謙一
慶應義塾大学
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大津 香織
慶應義塾大学大学院理工学研究科
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坂内 祐一
キヤノン株式会社
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坂内祐一
キヤノン株式会社
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岡田 謙一
慶應義塾大学理工学部情報工学科|独立行政法人科学技術振興機構
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門脇 亜美
慶應義塾大学
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佐藤 淳太
慶應義塾大学理工学部
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