β-ガラクトシダーゼのトヨパールゲルへの固定化
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Aspergillus oryzae由来のβ-ガラクトシダーゼ(EC3.2.1.23)をトヨパールHW55Fに固定化し,その性質を遊離のものと比較した。ゲルの活性化はエピクロルヒドリンでエポキシ化し,次いで濃アンモニア水でアミノ化した。無水コハク酸との反応によりアミノ基をサクシニル化し,最後にN-ヒドロキシサクシンイミドで活性化し酵素を固定化した。遊離の酵素の至適pHと至適温度は,o-ニトロフェニル-β-D-ガラクトピラノサイドを基質とした時,それぞれ4.5,46℃であった。一方固定化した場合には4.3,44℃となったが,活性のpH安定性,熱安定性は,両者でほとんど差がなかった。
- 帯広畜産大学の論文
- 1983-11-30
著者
関連論文
- 二次元電気泳動,疎水クロマトグラフィーおよびゲルろ過クロマトグラフィーによるチーズ熟成過程追跡への応用 : チーズの電気泳動・クロマトグラフィー
- プロテインAとの相互作用におけるウシIgG2のヒスチジン残基の寄与〔英文〕
- ゲル濾過法によるウシ初乳IgGと血清IgGのタンパク分解酵素に対する感受性の比較
- 2次元電気泳動法によるウシホエータンパク質の不均一性について
- β-ガラクトシダーゼのトヨパールゲルへの固定化
- ウシホエータンパク質の2次元電気泳動法による分析
- ウシ免疫グロブリンGのStaphylococcus aureusに対する結合能の比較
- 乳房炎乳中の各免疫グロブリンのブドウ球菌に対する凝集能の比較
- 密度勾配管法によるキモシン-κ-カゼイン反応測定の試み
- ウシSIgA,IgGlの酵素消化に対する安定性の比較
- 乳房炎乳中の免疫グロブリン,ラクトフェリン,血清アルブミン濃度について
- ウシ正常乳,初乳と乳房炎乳中のオロチン酸濃度について
- バルククーラー貯蔵乳の細菌数の推移および菌相に関する調査
- チーズ熟成中の蛋白質分解過程に関する研究(第1報)
- ウシ初乳の免疫グロブリンに関する研究(第2報)
- でん粉工場廃液の牧草地散布が牛乳乳質におよぼす影響ならびに廃液処理の検討
- 反芻動物ラクトフェリンのN末端領域アミノ酸配列の類似性について
- 牛初乳の免疫グロブリンに関する研究(第1報)
- 人乳・血液・飲用水中の硝酸,亜硝酸およびアミン含量について(第3報)
- ナチュラルチーズ,プロセスチーズおよびチーズフード中の硝酸塩・亜硝酸塩含量
- ゲル沢過法によるウシ初乳IgGと血清IgGのタンパク分解酵素に対する感受性の比較
- ウマ初乳免疫グロブリンのプロテインA一セファローズへの結合性
- プロテインAとの相互作用におけるウシIgG 2のヒスチジン残基の寄与
- ウシ免疫グロブリンGのStaphylococcus aureusに対する結合能の比較
- 乳房炎乳中の各免疫グロブリンのブドウ球菌に対する凝集能の比較
- ウシ正常乳,初乳と乳房炎乳中のオロチン酸濃度について
- アフィニティークロマトグラフィーによるチーズ中の蛋白質分解酵素の分離
- アフィニティ-クロマトグラフィ-による鉄飽和ラクトフェリンの迅速分離法の試み(短報)〔英文〕
- ウシ,ヤギ,ヒツジのラクトフェリンのアミノ酸組成•糖組成の比較
- ウシ免疫グロブリンGサブクラスの加熱に対する挙動の比較
- 十勝地区牛乳のHPLCによる有機酸分析