ウシ初乳の免疫グロブリンに関する研究(第2報)
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概要
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ウシ初乳免疫グロブリンの精製と新生仔牛への移行について検討した。1)シュードグロブリン分画の塩化亜鉛処理上澄液のセファデックスG-200ゲル炉過では,3つのピークに分かれた。ピーク1は,主としてIgA,IgMの混合物であるが,微量のmacromolecular componentが含まれていた。またピーク2はほとんどがIgAであった。2)新生仔牛血清中には,出生直後のH708ではIgAは認められなく,初乳摂取後にIgA,IgMが検出された。一方H703では,分娩直後から微量のIgA沈降線が認められたが,初乳摂取24時間以降では,H708と同様な沈降線が現われた。
- 帯広畜産大学の論文
- 1977-01-17
著者
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