ウシホエータンパク質の2次元電気泳動法による分析
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概要
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牛乳ホエータンパク質成分を2次元電気泳動法によって分析した。1次元目には等電点電気泳動(pH3.5-10,4%ポリアクリルアミドゲル,3.3φ×90mm)を用い,2次元目にはポリアクリルアミド直線濃度勾配ゲル(4-30%,100×100×2mmガラス板使用,ゲルサイズ90×90×3mm)を用いた。その結果,β-ラクトグロブリン,α-ラクトアルブミン,血清アルブミン,免疫グロブリンの各成分が明瞭に分離した。常乳のホエータンパク質の泳動パターンと初乳の泳動パターンとを比較したが,これらの成分の比較同定に2次元電気泳動法は非常に有効であった。
- 帯広畜産大学の論文
- 1981-11-15
著者
-
島崎 敬一
帯広畜産大学 家畜生産科学科 酪農化学研究室
-
祐川 金次郎
帯広畜産大学家畜生産科学科酪農化学教室
-
本吉 康幸
帯広畜産大学家畜生産科学科酪農化学講座
-
猪川 秀樹
帯広畜産大学, 家畜生産科学科酪農化学講座
-
島崎 敬一
帯広畜産大
-
猪川 秀樹
帯広畜産大学 家畜生産科学科酪農化学講座
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