回路構成の小変更に即した再配置手法(配置配線,システムオンシリコン設計技術並びにこれを活用したVLSI)
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概要
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本稿では,既配置回路への小変更が行なわれたときの再配置手法を提案する.提案手法では,既配置(モデル配置)の構造を可能な限り維持する.そのためモデル配置との類似性の指標として,回路を構成するモジュールの絶対座標のずれの最小化を行う.また,最適化過程において,解空間の制限,配置の原点の変更等を導入し,効率の良い高速な再配置を実現する.これらを容易に実現するため,配置表現手法としてSequence-Pairを用いる.計算機実験において,提案手法がチップ面積の変化とモジュールのずれの総和の最小化により,モデル配置の構造をできるだけ維持した配置が生成されることを確認した.また,通常のSimulated Annealing手法を用いた場合と比較し,実行時間を98%削減した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2007-03-01
著者
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高島 康裕
北九州市立大学国際環境工学部情報メディア工学科
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高島 康裕
北九州市立大学 国際環境工学部
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中村 祐一
Nec システムipコア研
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柳橋 邦彦
北九州市立大学国際環境工学部情報メディア工学科
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中村 祐一
北九州市立大学国際環境工学部情報メディア工学科
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高島 康裕
北九州市立大学国際環境工学研究科
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高島 康裕
北九州市立大学国際環境工学研究科情報工学専攻
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