北海道のドバトとガラスにおけるクラミジアの分離と血清学的調査
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
北海道各地で捕獲したドバトとガラスについてクラミジアの分離と抗体調査を行なった。ドバトにおけるクラミジアの分離率は, 7.6%(9/119), CF抗体陽性率は30.5%(32/105)であった。一方, ガラスではクラミジアを分離できなかったが, 間接CF抗体陽性率は22%(18/82)であった。この結果から, ガラスもドバトと同様にクラミジアに対して感受性をもつことが示唆された。
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1984-04-01
著者
-
高島 郁夫
北海道大学大学院獣医学研究科公衆衛生学教室
-
有川 二郎
北海道大学大学院獣医学研究科公衆衛生学教室
-
橋本 信夫
北大獣医公衆衛生
-
橋本 信夫
北海道大学大学院獣医学研究科環境獣医科学講座公衆衛生学教室
-
有川 二郎
北海道大学大学院医学研究科附属動物実験施設
-
有川 二郎
北海道大学大学院医学研究科附属動物実験施設(大学院比較医学講座)
-
高島 郁夫
北海道大学医学研究科附属動物実験施設
-
高島 郁夫
北海道大学 公衆衛生
-
千葉 暢幸
北海道大学獣医学部獣医公衆衛生学
-
有川 二郎
北海道大学 大学院医学研究科微生物学講座
-
Hashimoto Nobuo
Department Of Veterinary Public Health Faculty Of Veterinary Medicine Hokkaido University
-
Arikawa J
Hokkaido Univ. Sapporo Jpn
-
千葉 暢幸
国立感染症研究所感染病理部
関連論文
- ウエストナイルウイルスにおける吸血昆虫とウイルス増殖
- A01 蚊類のアルボウイルス媒介能 (11) : 北海道産ヤマトヤブカのウエストナイルウイルス感受性(第59回日本衛生動物学会大会特集)
- ユーラシア大陸北東部の野鼠類に寄生するBabesia microtiの疫学調査(公衆衛生学)
- スナネズミへの接種によるPuumalaおよびPuumala関連ウイルスの効率的な回収方法の開発(公衆衛生学)
- 四塩化炭素誘導性肝薄書に対するリグナン含有亜麻仁油抽出物の防護効果(生化学)
- Chlamydia trachomatisの分離,培養およびserotypeの検討 : 第290回北海道地方会
- げっ歯類媒介ウイルス性人畜共通伝染病の現状
- マウスにおけるYersinia enterocolitica O3菌の非経口感染および経口感染に対する防御
- マウスにおける経口および非経口免疫の Yersinia enterocolitica 排菌に対する効果
- 流行地に生息するドブネズミにおける yersinia pseudotuberculosis IB菌および IVA 菌に対するO凝集素の分布
- カイコ中に発現させた組換えハンタウイルス核蛋白を抗原としたウェスタンブロッティング(WB)法の人血清における血清学的確定診断への応用
- 腎症候性出血熱
- 鶏雛における実験的クラミジア症に関する病理学的研究
- Yersinia pseudotuberculosisのV抗原の役割 : 実験感染マウスモデルにおける酵素抗体法を用いた病理組織学的研究
- A20 2005年、中国・広東省珠海市で採取した蚊のフラビウイルス保有状況の調査(一般講演,演題要旨,第58回日本衛生動物学会大会)
- 異種動物赤血球のSCIDマウスへの定着とその排除
- 融雪剤中毒が疑われた2005-2006年冬季北海道における野鳥の大量死(病理学)
- A16 蚊類のアルボウイルス媒介能(10)イナトミシオカのウエストナイルウイルス媒介実験(一般講演,演題要旨,第58回日本衛生動物学会大会)
- A14 蚊類のアルボウイルス媒介能(9)日本産イナトミシオカCulex modestus inatomiiのウエストナイルウイルス感受性
- 四類感染症 ハンタウイルス肺症候群 (新感染症学(下)新時代の基礎・臨床研究) -- (感染症法分類--発症・病態・診断・治療)
- 四類感染症 腎症候性出血熱 (新感染症学(下)新時代の基礎・臨床研究) -- (感染症法分類--発症・病態・診断・治療)
- A06 ヒトスジシマカ由来の C6/36 細胞におけるウエストナイルウイルスの感染防御 : ウイルス感染における JNK シグナル伝達の役割
- LECラット胸腺細胞におけるX線誘発アポトーシス高感受性(実験動物学)
- Long-Evans Cinnamon(LEC)ラットの肝細胞には銅によって生成されるDNA鎖切断の量に雌雄差はみられない
- In vitroとIn vivoにおけるラクトフェリンとリバビリンのハンダウイルスに対する抗ウイルス活性の特徴
- 血清除去による持続感染細胞中におけるボルナ病ウイルス転写量の増加
- Capture ELISA法による野外ラットにおけるボルナ病ウイルス抗体の検索
- コンタミネーションしたプラスミドを増幅することなくボルナ病ウイルスのRNAのみを検出できるRT-nested PCR法の開発(短報)
- 組み換えウイルス抗原を用いたラットにおけるボルナ病ウイルス感染診断(短報)
- 国動協および公私動協において動物実験に用いられたサルおよびブタのHEV感染調査
- SCIDマウスにおけるハンタウイルス感染
- 208 北海道におけるダニ媒介性脳炎の疫学調査 : 患者発生とイヌからのウイルス分離
- Yersinia属菌V抗原の生化学的性状と単クローン性抗体によるV抗原の解析
- L-929細胞に対するYersinia pseudotuberculosisとYersinia enterocoliticaの吸着性 : 吸着性と病原性プラスミドとの関連, 吸着性と菌の増殖温度との関連および吸着における温度の影響
- Experimental Chlamydia psittaci Infection of Japanese Quail
- SEROTYPING OF CHLAMYDIA TRACHOMATIS FROM INCLUSION CONJUNCTIVITIS BY POLYMERASE CHAIN REACTION AND RESTRICTION FRAGMENT LENGTH POLYMORPHISM ANALYSIS
- Polymerase Chain Reaction for the Detection of Chlamydia psittaci in the Feces of Budgerigars
- Characterization of the Mode of Hantaan Virus Infection in Adult Mice Using a Nested Reverse Transcriptase Polymerase Chain Reaction: Transient Virus Replication in Adult Mice
- Production of recombinant Hantavirus nucleocapsid protein expressed in silkworm larvae and its use as a diagnostic antigen in detecting antibodies in serum from infected rats
- Evidence for the existence of Puumula-related virus among Clethrionomys rufocanus in Hokkaido, Japan
- Characterization of the mode of Hantaan virus infection in adult mice using a nested reverse transcriptase polymerase chain reaction : transient virus replication in adult mice
- Comparison of nucleotide sequences of M genome segments among Seoul virus strains isolated from Eastern Asia
- Enhancement of infectivity of hantavirus in cell culture by
- Epizootiological studies of hantavirus infection among urban rats in Hokkaido, Japan: evidences for the persistent infection from the sero-epizootiological surveys and antigenic characterizations of hantavirus isolates.
- EFFECT OF NEUTRALIZING MONOCLONAL ANTIBODIES ON HANTAAN VIRUS INFECTION OF THE MACROPHAGE P388D1 CELL LINE
- ENZYME-LINKED IMMUNOSORBENT ASSAY FOR DETECTION OF ANTIBODY AGAINST HEMORRHAGIC FEVER WITH RENAL SYNDROME VIRUS IN SERA FROM EXPERIMENTALLY INFECTED RATS
- APPLICATION OF ELISA TO SERO-EPIDEMIOLOGICAL SURVEY OF JAPANESE ENCEPHALITIS IN SWINE
- LABELED AVIDIN-BIOTIN ENZYME-LINKED IMMUNOSORBENT ASSAY (LAB-ELISA) FOR DETECTION OF JAPANESE ENCEPHALITIS ANTIBODY IN SWINE SERA
- 82 HFRS ウイルスの各種げっ歯類における実験感染
- 日本の軽種馬におけるクラミジア感染症の血清疫学的調査
- 3 北海道におけるダニ媒介性脳炎の疫学調査
- 209 北海道におけるダニ媒介性脳炎の疫学調査 : マダニ相と小哺乳類の抗体測定
- 北海道のドブネズミにおけるハンタウイルス感染の流行病学的研究 : 血清疫学的調査とハンタウイルス分離株の抗原性の解析による持続感染の証拠
- オウム病クラミジアの増殖と各種抗原物質の出現時期に関する研究
- 北海道の日本脳炎の地方病的流行地域における蚊採集成績
- ニワトリひなにおけるオウム病クラミジア (Chlamydia psittaci) 株間の病原性の比較
- 単クローン性抗体を用いたChlamydia psittaciの抗原解析
- 北海道のウシにおけるChlamydia psittaciの抗体調査
- 83 ドバトにおけるオウム病クラミジア感染の疫学的調査
- 81 北海道のドブネズミにおける腎症候性出血熱 (HFRS) の疫学的研究
- 8 北海道における日本脳炎ウイルスの生態に関する研究 : 養豚場での蚊採集成績
- 7 北海道における日本脳炎ウイルスの生態に関する研究 : 豚での血清疫学的検討
- 北海道のドバトとガラスにおけるクラミジアの分離と血清学的調査
- ELISAによる日本脳炎ウイルス実験感染豚の IgM および IgG 抗体の測定
- 日本と極東ロシアのダニ媒介性脳炎ウイルスの系統解析と病原性
- 北海道大学大学院医学研究科附属動物実験施設(大学院比較医学講座)
- ハンタウイルス
- ハンタウイルス感染症(HFRS,HPS) (特大号/新しい臨床ウイルス学) -- (各論(疾病別))
- 腎症候性出血熱,ハンタウイルス肺症候群 (特集/輸入感染症)
- 組み換えバキュロウイルスで発現させたハンタウイルス核蛋白のIFA診断抗原への応用 : 腎症候性出血熱原因ウイルスの3種類の血清型との交差反応性(短報)
- B19 蚊類のアルボウイルス媒介能 (5) : 異なる温度で飼育したアカイエカ, チカイエカ, ヒトスジシマカのウエストナイルウイルス感受性
- 東アジアの人とげっ歯類のおけるハンタウイルス感染の疫学的研究 (特集 人と動物の共通感染症最前線(2))
- ハンタウイルス肺症候群・腎症候性出血熱
- げっ歯類媒介性人獣共通感染症としてのハンタウイルス感染症対策
- 動物由来感染症としてのハンタウイルス感染症 : 腎症候性出血熱とハンタウイルス肺症候群
- ハンタウイルス感染症
- わが国の野生げっ歯類におけるハンタウイルス感染の疫学的研究と血清診断
- Genetic and Biochemical Properties of a Hemolysin (Pyolysin) Produced by a Swine Isolate of Arcanobacterium (Actiomyces) pyogenes
- 野外のコンベンショナル豚を用いた豚繁殖・呼吸障害症候群ウイルス(PRRSV)の抗体測定におけるEnzyme-Linked Immunosorbent Assay(ELISA)とImmunofluorescent Antibody(IFA)の評価(ウイルス学)
- アルボウイルス感染症の疫学
- ダニ媒介性脳炎
- ダニ媒介性脳炎ワクチン
- アメリカにおけるウエストナイルウイルス感染症の現状と我が国の対策
- CMC重層法によるアポイウイルスのプラック形成について
- マイクロタイター法によるB群アルボウイルスの中和抗体測定法
- 1型ポリオウイルスの各種変異株の性状と遺伝学的組換に関する研究 (ウイルスの変異(第3回日本ウイルス学会シンポジウム))
- ダニ媒介性脳炎(特別講演)(第12回日本ダニ学会大会講演要旨)
- ウイルス性人獣共通感染症の現状と問題点
- Tumours in the Fl progeny of γ -irradiated C57BL/6 male mice.
- Tumors in the Fl progeny of the γ -irradiated male C57BL/6 mice.
- Tumors on the E1 progeny of the γ-irradiated male C57BL/6 mice.
- フラビウィルス・ワクチンの新展開 8 ダニ脳炎ウィルス北海道株のマウスにおける病原性およびワクチンによる感染防御
- 豚の血液および脾臓単核球からの日本脳炎ウイルスゲノムの検出
- ANTIBODY ASSAY FOR JAPANESE ENCEPHALITIS VIRUS IN BOVINE SERUM BY ENZYME-LINKED IMMUNOSORBENT ASSAY (ELISA)
- ダニ媒介性脳炎
- PATHOGENICITY OF NEGISHI VIRUS IN MICE CHARACTERIZED BY AGE OF SUSCEPTIBILITY, ROUTES OF INOCULATION AND GROWTH OF THE VIRUS IN TISSUES
- ANTIGENIC ANALYSIS OF JAPANESE ENCEPHALITIS VIRUS ISOLATED IN HOKKAIDO WITH MONOCLONAL ANTIBODIES
- RELATION OF THE SERUM AGGLUTININ AND THE FECAL EXCRETION OF YERSINIA ENTEROCOLITICA 03 IN MICE
- FECAL EXCRETION OF YERSINIA ENTEROCOLITICA IN MICE AND RATS INOCULATED INTRAGASTRICALLY
- ISOLATION OF ANTIGENIC MUTANTS OF TYPE 1 POLIOVIRUS : GROWING THE VIRUS IN THE PRESENCE OF HOMOLOGOUS ANTISERUM