北海道のウシにおけるChlamydia psittaciの抗体調査
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概要
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おもに北海道の牛1,593例を対象にChlamydia psittaci静岡株を用いて補体結合反応で抗体調査を行ったところ, 973/1593 (61.0%) が抗体価1:8〜1:128の陽性を示した。1977〜1978年に道西部地区で得た血清は586/935 (62.7%), 1986年に道内7地区で得た血清は359/658 (54.6%) が陽性で, 1才未満の牛に高い陽性率を認めた。また, 岐阜からの血清53例中28例 (52.8%) が陽性であった。
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1987-10-15
著者
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高島 郁夫
北海道大学大学院獣医学研究科公衆衛生学教室
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橋本 信夫
北大獣医公衆衛生
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橋本 信夫
北海道大学大学院獣医学研究科環境獣医科学講座公衆衛生学教室
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小沼 操
酪農学園大学
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桐沢 力雄
酪農学園大学獣医学部
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川上 善三
酪農学園大学獣医学科家畜微生物学教室
-
川上 善三
酪農学園大学獣医学科獣医微生物学教室
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高島 郁夫
北大獣医公衆衛生
-
高島 郁夫
北海道大学 公衆衛生
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桐沢 力雄
酪農学園大
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桐沢 力雄
酪農学園大学 獣医解剖
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桐沢 力雄
酪農学園大学微生物学教室
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小沼 操
酪農学園大 酪農
-
Kirisawa Rikio
Veterinary Microbiology Rakuno Gakuen University
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石田 敏雄
酪農学園大学家畜微生物学教室
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川上 善三
酪農学園大
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Hashimoto Nobuo
Department Of Veterinary Public Health Faculty Of Veterinary Medicine Hokkaido University
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