トリー型ネットワークを用いた連想メモリへの高速データ転送法
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概要
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連想メモリ (CAM) は、高集積な SIMD 型 PE アレイの実現に適しており、最新プロセスを用いることにより、数十万個の PE を持った超並列システムの実現が可能となってきている。また、その高い並列性を生かした実時間画像処理システム等の報告も多い。しかし、外部ポートとしてデータ I/O の1系統しかもたないため、図1a)の従来型ネットワークを用いた場合、外部メモリとのデータ転送は、各 PE 毎に逐次的に行なわざるを得ず、PE 数が増えるにつれ、処理時間ネックになるという問題が生じてきていた。そこで、本稿では、図1b)に示すように、特定数の PE 毎にトリーを形成し、外部メモリからはルート PE のみデータの読み書きを行ない、リーフ PE へは、ルート PE とのローカルなネットワークを用いて転送を行なうトリー型ネットワークを用いたデータ転送法を提案する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-08-13
著者
-
小倉 武
NTT生活環境研究所
-
池永 剛
Ntt生活環境研究所
-
池永 剛
Ntt Lsi研究所
-
小倉 武
立命館大学大学院理工学研究科
-
小倉 武
立命館大学理工学部電子情報デザイン学科
-
池永 剛
NTT システムエレクトロニクス研究所
-
小倉 武
NTT ヒューマンインタフェース研究所
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