超OR並列推論マシンのソフトウェアによる自己再構成法とその評価
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本論文では,欠陥PE識別子を正常PEにソフトウェア的にマッピングする超OR並列推論マシンのための新しいソフトウェアによる再構成/自己再構法を提案する.再構成された並列推論プレーンの実行時の動的性能特性をTrace-Driven手法による計算機シミュレーションにより評価した.本手法の特徴は,(1)欠陥分布によらず完全な再構成/自己再構成の実現,(2)予備PE,切換えスイッチ等の冗長なハードウェアの不要化,(3)局所情報に基づく高速な自己再構成の実現,(4)実行時のオーバヘッドが小さい,などである.欠陥PEへの要求機能と再構成/自己再構成アルゴリズムの関係および再構成された並列推論プレーンの動的性能特性との関係を明らかにした.本ソフトウェアによる自己再構成は極めて高速に実行できるため,製造時の欠陥救済のみならず,運用時の推論実行前の必要に応じた欠陥救済にも適用できる.本手法は,フォールトトレラントを有する超OR並列推論マシンのウェーハ上への実現を可能とする.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-02-25
著者
関連論文
- D-12-111 非線形テンプレートに対応した超並列型DT-CNNエンジン(D-12.パターン認識・メディア理解,一般講演)
- D-12-110 非線形テンプレートを用いたCNN画像処理(D-12.パターン認識・メディア理解,一般講演)
- マルチメディア用大規模システムLSIのコンカレントデザイン環境
- シングルチップMPEG-2ビデオエンコーダと応用システム (特集論文1 シングルチップMPEG-2ビデオエンコーダと応用システム)
- 多階調出力関数をもつDT-CNNの理論解析
- 1-Mbit セルラオートマトン処理用連想メモリLSI : CAM^2
- 1-Mbit セルラオートマトン処理用連想メモリLSI : CAM^2
- 1-Mbit セルラオートマトン処理用連想メモリLSI : CAM^2
- 超並列型2次元セルラーオートマトンCAM^2を用いた実時間パターンスペクトラム処理
- トリー型ネットワークを用いた連想メモリへの高速データ転送法
- 超並列型2次元セルラーオートマトンCAM^2を用いたGray Scale Morphology
- 超並列型2次元セルラーオートマトン : CAM^2
- 超並列型2次元セルラーオートマトンCAM^2を用いたMorphology
- 超並列型2次元セルラーオートマトン : CAM^2
- 規則的パターンと乱数パターンを組み合わせたBIST構成法
- 大規模LSI用分散型BIST構成法とその設計支援環境
- 大規模LSI用分散型BISTの設計環境
- 乱数伝搬度に着目したBIST評価手法
- 構造化分析手法を用いた仕様記述の検証法
- MPEG-2 ビデオエンコーダにおけるPES化処理構成の検討
- 超並列画像処理用336-kbit CAM LSI
- 画像処理用超並列型ASIC
- 1.画像用LSI技術の現状と展望(画像信号処理LSI)
- アルゴリズミックデバッグ法を用いたVLSI上位仕様記述の検証法
- 構造化分析法によるLSI上位仕様からの性能評価法の検討
- 超OR並列推論マシンのソフトウェアによる自己再構成法とその評価
- 並列論理型言語を用いた構造化分析法によるLSI仕様記述・検証法の検討
- 論理型言語のプログラム診断手法を用いたLSI仕様検証法の検討
- 論理型言語を用いた構造化分析法によるLSI仕様記述・検証法の検討
- 機能メモリのアーキテクチャとその並列計算への応用 3. 機能メモリを用いた計算機アーキテクチャ
- 連想メモリを用いたPrologマシンの実現とその評価
- 連想メモリを用いた並列推論マシンの検討
- 5W-7 ネットワークセキュリティのためのCAMによる文字列検索システム(ネットワークセキュリティ,学生セッション,セキュリティ)
- CAMを用いた超並列型三次元情報抽出システム
- リアルタイム直線抽出ハフ変換用超並列型ボード
- 特徴点の追跡が可能なリアルタイム三次元情報抽出ハードウェアアルゴリズム
- CAMを用いた三次元情報抽出 : ハードウェアアルゴリズムの有限語長評価
- 高精度三次元情報抽出の超並列ハードウェアアルゴリズム
- CAM を用いた三次元情報抽出の超並列ハードウェアアルゴリズム
- CAMの高性能な複数選択分離方式とその構成
- 三次元情報抽出用超並列ハードウェアアルゴリズム
- 高精度超並列ハフ変換ハードウェアアルゴリズム
- リアルタイム直線抽出ハフ変換超並列ハードウェアアルゴリズムの評価
- 超並列ハードウェアによるHough変換高速化の検討
- 構造化分析手法によるHDLの統一的表現の試み
- エンベディドシステムLSIのコンカレントデザイン環境 : 設計フローとソフトウェアプラットホーム
- シングルチップMPEG-2ビデオエンコーダと応用システム : PCカードからHDTVまで
- CAMを用いた実時間ラベリング法
- CAMを用いた実時間ラベリング処理法の検討
- 1-11 CAMを用いたローカルらせん状ラベリング処理による人物頭部追跡法
- MPEG2システム多重/分離LSIのファームウェア
- MPEG2システム多重/分離LSIのハードウェア
- MPEG2システム多重/分離LSIのアーキテクチャ
- MPEG2多重/分離LSIのリアルタイムファームウェア構成法
- マックスプラス代数系に基づくモルフォロジカル・ウェーブレット変換を用いた電子透かしの実装及び評価(五感メディアの品質,コミュニケーションデザイン,画像符号化,食メディア,一般)
- マックスプラス代数系に基づくモルフォロジカル・ウェーブレット変換を用いた電子透かしの実装及び評価(五感メディアの品質,コミュニケーションデザイン,画像符号化,食メディア,一般)
- CAのカオス性雑音を用いたDT-CNNによる大域的最適化手法
- 超高速並列演算コアを用いたモルフォロジカルパターンスペクトラムの実装と評価
- 超高速並列演算コアを用いたモルフォロジカルパターンスペクトラムの実装と評価
- A-7-4 モルフォロジカルパターンスペクトラムを用いた検出技術によるプライバシー保護手法の検討(A-7.情報セキュリティ,一般セッション)
- C-12-32 連想メモリを用いたハードウェアトロイ監視回路についての検討(LSIアーキテクチャ,C-12. 集積回路,一般セッション)
- 超高速並列演算コアを用いたモルフォロジカルパターンスペクトラムの実装と評価(管理機構,組込み技術とネットワークに関するワークショップETNET2013)
- 超高速並列演算コアを用いたモルフォロジカルパターンスペクトラムの実装と評価(管理機構,組込み技術とネットワークに関するワークショップETNET2013)
- モルフォロジカルパターンスペクトラムを用いた画像改ざん検知手法の提案(画像処理・符号化及び一般)