3次元モデルとテキスチャマッピングによる顔の追跡
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概要
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本論文では実画像において人間の顔を追跡する手法について述べる。運動や表情変化等を伴う顔に対し、我々はメモリベースな手法でその画像上の変化に対処している。本手法は顔に探索とその顔の追跡という2つの処理からなり、顔の探索は顔の各部位における明るさの定性的モデルに基づいて行う。追跡処理においては動いた顔のモデル画像を顔の3次元モデル上へのテキスチャマッピングにより合成し、これにもっとも良く一致する領域として動いた顔の領域を得る。この顔の画像はメモリ上に蓄積されるが、冗長な画像の削除や画像の管理法の提案を行い効率の向上を図っている。実画像における実験結果により、本手法の有効性を示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-12-16
著者
-
李 七雨
(財)イメージ情報科学研究所
-
辻 三郎
大阪大学基礎工学研究科
-
辻 三郎
大阪大学
-
李 七雨
イメージ情報科学研究所
-
塚本 明利
イメージ情報科学研究所
-
辻 三郎
大阪大学基礎工学部 制御工学科
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